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ドアを開けると

 この先迎えるスノーシーズン中は、英語を話さない(誤解のないよう注釈をさせていただきますが、流暢な会話と言うことではく、ワン、ツー、スリー(おもろ!!)も含めての英語と理解してください。)日はありませんが、当コースにおいても、近い将来に、必ず英会話が一日一回。・・定住されて仕事している外国の方も好きですね。ゴルフが。

 そこのお店は『ゴルファーの集う店』として、今では確固たる存在になっている。伝統的な英国スタイルの重厚なドアを開けると、既に数人の仲間たちが、思い思いの席でゴルフ談話に花を咲かせている。誰が決めた訳でもないのに、自然と「アソコの席は誰の席」となり、その席にはまだ主が来ていなかった。

 一昨年の一夏、ニセコで三ヶ月間過ごした関東の中都市から来ていたAさんの紹介で今年来られた、Sさんをまだ来ていない席の主に紹介して欲しいと言うことで、Sさんとご一緒に店に来たが、初めて拝見する顔の方が数名いらっしゃる。店主のMさんが早速、当方を談話している方々に紹介してくださる。

 いつもの事ながら、紹介が済むと早々に、互いにゴルフへの思いを夫々が語り始め、アチラ、コチラのテーブルから、次のプレー予定についての具体的な打合せをしている話題も入ってくる。こちらも、各テーブルの皆様に現在の各コース状況などの情報を知りえる限りのことを提供する。
 そうこうしていると、席の主が登場する。『今日は遅かったですね』と声かけると『ゴルフ雑誌の取材を受けていてね』と言う。

・・・ゴルフ同好会や、愛好会などの類はどこにもあるが、ニセコのようにコンドミニアム、別荘に長期滞在されている方々が、一つのお店に集い自然発生的にゴルフ仲間を形成しているのは、大変珍しい。そこらを取材したい。と言うことで、明日また記者とカメラマンがここの店の取材に来るとか言っていた。と主は、それがなんで珍しいのかが不思議という顔で説明してくれた。

・・フィクションですが、一日一回の英会話同様に、ノンフィクションになる日が近いニセコの今です。

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